不倫調査について今日は少し具体的な話をしようと思います。
不倫調査というものは離婚問題ととても関連性が高いといえるからです。
探偵社によると、ここ数年は「出会い系サイト」や「援助交際」等の利用者の増加とともに、
不倫調査の依頼数は年々増加の一途をたどっているようです。
また、不倫の内容や方法も携帯電話の普及等によって、
10年前などと比較するとかなり複雑になっているという背景もあります。
このような理由から探偵社では様々なケースの不倫調査に対し、
不倫調査の専門チームを組織して対応しているところもあるようです。
そして、探偵社に不倫調査を依頼される方が、
「なぜ夫(妻)が不倫していると思ったか?」
の理由の中で、特に多かったものに関しては、以下のようなものがあります。
すなわち、多くの方が不倫調査の必要性があると感じるものであるといえますね。
・携帯電話の電源が切れている時間帯がある。家に帰ると電源を切る。
・携帯電話が常にロックされている。勝手に携帯をさわると極端にいやがる。
・服装の趣味に大きな変化が出る。
・化粧に時間やお金をかけるようになった。
・趣味が変化した。
・残業・飲み会・会議・出張が以前より増えた。
・妻がパートに出たとたん、服装や化粧が派手になった。
・休日出勤が増えて、なおかつ車ででかける。
・急な外泊等が増える。
・夫(妻)の携帯に電話すると、しょっちゅう話し中になる。
・自宅に無言電話がかかってくる。
・夫(妻)の携帯電話に電話すると、パケット通信中である事が多くなった。
・トイレに携帯を持って入る。
・下着が汚れている。
・携帯電話に不審な携帯番号がメモリされている。
・携帯電話のメール履歴や発着信履歴が削除されている。
また 不倫調査を依頼する場合の具体的な目的としては以下のようなものらしいです。
不倫調査によって不貞の証拠をつかんでおくという事は、
「離婚を前提としている場合」
ということです。
ということで、
離婚を前提として、不倫調査をしておきたいという場合には
有利な条件で離婚するために不倫調査を検討する必要があるかもしれません。
また、
慰謝料を請求したい場合には、確実な不貞の証拠さえつかめば、
配偶者からだけでなく不倫相手にも慰謝料の請求が可能です。
どうしても親権が欲しいといった場合にも
不貞の証拠をつかむことにより、交渉を有利に進める事が出来ます。
最終的なものでいうと、不倫問題を解決するにはいくつか方法がありますが、
突き詰めると慰謝料を請求するのか、しないのか。
和解してやり直すのか、そうしないのかというところに行き着くものだと思います。
その際に探偵社による、
不倫調査を利用するのかしないのか
の判断に迷ったときはやはり法律家に相談するのがベストなんでしょう。
離婚専門に活動している行政書士というのは多くいますし、
弁護士に比べて、安価な報酬で相談にのってくれる方も多いですから。
「この段階で不倫調査をするべきか?」
といった相談でもかまわないと思いますね。
やはり、不倫調査は必要なんでしょうけど、不倫調査にまつわる探偵社とのトラブルというものも
多いですから、まずは法律家に相談して、必要とあれば探偵社に依頼して不倫調査をやってもらうというスタンスが大事なんでしょう。