葬儀費用というものは結構かかるものです。通常、通夜や告別式は200万から300万円程度はかかるようです。
さらに、納骨の費用というものもかかります。
これが、20万円ほどでしょうか。
それに加えて、お布施や、飲食費、位牌料等がかかってきます。
こうして考えると、一人の葬式をするのには莫大な金額が必要であるということがわかります。
しかし、このような葬儀費用は亡くなった方が死亡することで発生する必要経費であると考えられているのです。
すなわち、相続税の計算をするときに、葬儀費用を相続財産から差し引いて計算することになるのです。
ここでいう葬儀費用とは
本葬費用
通夜費用
お布施
遺体運搬費用など
のことをいいますが、相続財産から控除できるのは告別式までの費用となります。
ですから、初七日や四十九日の法要費用などは、控除されないことになります。
知っておいてほしいのは、
相続税からの控除のために
葬式にかかった費用はできるだけ領収書をもらっておく
ということです。
領収書のもらえないものに関しては
支払日、支払先、支払い目的などをメモして置くようにしましょう。